メッセージ to CAMP for CAMP from CAMP
CAMPの活動に協力してくださる方や、スタッフ・関係者からのメッセージを紹介します。
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第93回目
(2012年10月09日更新)
岡田 直子/ひかりだい放課後児童クラブ指導員
私が勤めている児童クラブでは、毎日小学1年生から4年生までの約60名のこどもたちが放課後を過ごしています。CAMPワークショップに参加するのは、昨夏に続き2度目です。前回は無理をお願いして約40名でCAMPくうそう・しょくぶつ・図鑑ワークショップにチャレンジさせていただいたのですが、人数が多くて大切な発表会の時間が足りなくなり反省点となりました。
そしてこの春、CAMPのワークショップチラシとにらめっこしている私を見たこどもたちが「今年も行けるん?楽しかったよな」と。これで決まり!早速お願いしてみましたところ快諾してくださり、今回は約45名(小学2年生以上)が2日にわかれ、CAMPかみかみハンズワークショップを開催することになりました。
素敵な環境の中、たくさんの素材を目にしたこどもたちのうれしそうな表情はなんともいえません。けれど実際に制作や発表をするとなると途端に困った顔になってしまいます。
今のこどもを取り巻く環境はとてもきびしく、土日や学校が終わっても塾や習い事でがんじがらめ状態。そのご褒美?にゲームを与える保護者も多く、何かに依存しないで過ごすという時間が皆無といってよいほどです。当然想像力を使って作業をしましょう、となると困ってしまう子が多く、それは私の心配するところでもあります。
児童クラブでの長期休暇は沢山時間がありますので、想像力を使って、創造力を養うことができる取組みを入れていくことができれば、この子たちの未来に少しは役立つのではないかと思っています。そして、そのチャンスを頂ける場のひとつがこのワークショップだと感じています。
普段児童クラブでの取り組みを企画していると、どうしても欲張ってしまい、時間に追われがちですが、3分がまん!こどもたちの想像力を引き出し、見守れる素敵なファシリテーターになれるよう努力したいと思います。
大川センターの皆さんには温かく迎えていただき感謝しております。これからもこどもたちの未来のためにがんばっていただきたいです。
岡田 直子(おかだ なおこ)
ひかりだい放課後児童クラブ指導員。学校でも、家でもたぶん見せないであろうこどもの態度、様子に時々遭遇。「安心、安全に楽しく過ごす」をモットーに日々奮闘しています。
第92回目
(2012年09月07日更新)
木原 俊行/大阪教育大学教育学部教授
教員志望学生のワークショップ体験
-学ぶことの楽しさとそのスタイルの多様性を実感する-
私は、大阪教育大学で、未来の教師たちに、教育学を講じています(大学院では、現職教員を指導しています)。彼らは皆、教師になりたくて、様々な努力を重ねています。教育学の講義では、教育の理念と実践を多面的に考察しています。また、学習指導法に関する講義では、模擬授業等に取り組んで、教科指導の理論と方法を習得しています。次いで、教育実習では、キャンパスで獲得した知識や技能を発揮するとともに、児童・生徒との関係づくり等にもチャレンジしています。さらに、一部の学生は、インターンシップの制度の下で、毎週、学校現場に通い、臨床の知を蓄積しています。
そのような教員志望学生に、CAMPのスタッフのご厚意により,私の講義「教育実践の研究Ⅱ」で、ワークショップを体験してもらっています。この講義は、教育方法の現状を理解するためのものです。学生たちは、ワークショップ体験(CAMPくうそう・しょくぶつ・図鑑ワークショップ)の前に、様々な教育方法の存在やその特長と課題について会得しています。そんな学生たちに、ワークショップ体験は、教育方法に関する、新たな視座を提供してくれます。
「くうそう・しょくぶつ・図鑑ワークショップ」を体験する中で、学生たちは、「第3の学び」の存在とその可能性に気づきます。例えば、学習環境デザインの重要性です。CAMPのスタッフは、ワークショップのために、多様な素材や道具を用意してくださいます。彼らは、「あれを使おうかな」「これでやってみたらどうだろう」と作品づくりのアイディアを膨らませます。それは、彼らにとって、学校で一般的に実施されている、教科書等の限られた教材・教具による指導を相対化する契機を与えてくれます。その他にも、彼らは、ワークショップ体験において、学習のパートナーや学習課題(このワークショップの場合は、どのタネを選ぶか)がくじ引き等で偶発的に決められるという即興性を楽しみます。ワークショップの終末においてファシリテーターが撮影した活動の様子の映像を目にして、活動記録とそれに基づくリフレクションの重要性を認識したりもします。
これらは、ワークショップ体験における、教員志望学生の気づきや学びの一端です。ワークショップ体験は、教員志望学生に、学ぶことの楽しさとそのスタイルの多様性を実感させてくれる、換言すれば、学びの世界の奥深さを示唆してくれる、よき時間となっています。
木原 俊行(きはら としゆき)
広島県三原市に生まれる。大阪大学人間科学部を卒業、同大学院人間科学研究科博士後期課程を中途退学。博士(教育学)。大阪大学人間科学部助手、岡山大学教育学部講師・助教授、大阪市立大学大学院文学研究科助教授を経て、大阪教育大学教育学部教授。主たる研究領域は授業研究や教師教育を中心とする教育工学、教育方法学。全国の小中学校、教育委員会・教育センターと共同で、授業改善やカリキュラム開発、教員の力量形成の支援等に取り組む。
※このワークショップ体験授業は東京大学情報学環山内祐平研究室とCAMPの共同研究「ワークショップに関する理解向上を目的とした教員養成授業パッケージ」をベースに実践されています。
⇒http://fukutake.iii.u-tokyo.ac.jp/affiliate/camp/
第91回目
(2012年06月08日更新)
安本 慧/福島市子どもの夢を育む施設「こむこむ」
私がCAMPワークショップを最初に体験したのは、昨年当館で行われた「ファシリテーター研修」でのことでした。研修ではワークショップの進行についての講義や、自分がワークショップの参加者として作品を作成したのですが、長時間のワークショップを体験することが初めてだった私にはとても刺激的な体験でした。参加者としてどんどん熱中していき、「もうこんなに時間が経っていたのか!」と驚いたことを今でも覚えています。
その後、当館でもCAMPのワークショップを実施することになりました。最初たくさんあった問題点は回を重ねるごとに減り、参加者は次第に増えていき、今では続けて参加するこどももいるほどの人気のワークショップとなりました。
CAMPのワークショップの良いところは、こどもたちの発想を大きく広げる仕組みがあることだと思います。ワークショップの種類・実施の時間・作品づくりのための材料等に共通して存在する豊富さ。そしてそれらとこどもたちがマッチするように、丁寧にサポートをするファシリテーターの役割。このような仕組みによって、思い描いた発想がどんどん広がっていき最後には満足そうな表情をして帰っていくこどもたちを、私は何度も見ることができました。
CAMPワークショップがもたらす、こどもたちだけでなく、実施するファシリテーターも味わえる発見や驚きが、これからも様々な場所で生まれることを楽しみにしています。
安本 慧(やすもと けい)
昭和63年生まれ 武蔵野美術大学基礎デザイン学科卒
株式会社トータルメディア開発研究所
福島市子どもの夢を育む施設「こむこむ」でワークショップの企画・運営を担当
⇒http://www.comcom-fukushima.jp/
第90回目
(2012年04月10日更新)
久保 桂子/鳥見小学校 教諭
教室のお別れ遠足でCAMPのワークショップに行くことになって、初めてワークショップについて知りました。始めはコンピューターを使って動くおもちゃをつくるなんてとてもじゃないけど無理だろうと思っていました。でも、何回も綿密な打ち合わせを重ね、実際にCAMPのワークショップも見学させていただいて、だんだん楽しみになってきました。
当日、広い大川センターの中に入って来たこどもたちは本当に嬉しそうで、ワクワクしているようでした。いつもは話を聞くことが苦手なこどももファシリテーターの話を熱心に聞いていました。グループのみんなでテーマを決めて、おもちゃの設計図を描いていきます。自分の意見を押し通すこともなく、みんなで意見を出し合い擦り合わせながら一つの物にまとめていくことができました。様々な素材の中から必要な物を選びながら熱心に考えて作品をつくりあげる姿に、真剣なまなざし、丁寧な作業、協力する姿勢を見いだし、こどもたちの持つ無限の可能性を感じました。始めは何ができるのか不安でしたが、できあがってみるとそれぞれのグループで素晴らしい作品が完成していました。いよいよプレゼンテーションです。みんなの前で発表することもこの1年間授業の中で頑張ってきましたが、その成果がしっかり現れていました。分担を決めながら大きな声でしっかりと発表することができました。ここまで成長しているこどもたちを見ることができて私は目頭が熱くなりました。
お別れ遠足でCAMPワークショップに参加することができたことで、こどもたちは「話し合う力」「協力する力」「発表する力」「友だちの思いを受け止める力」・・・等たくさんの宝物をもらったように思います。本当に素晴らしい体験ができました。また、大川センターのスタッフの方々のきめ細やかな心配りに感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
久保 桂子(くぼ けいこ)
鳥見小学校 教諭
第89回目
(2012年02月09日更新)
鈴木 潤/SCSK株式会社 人事企画部 人事企画課 新卒採用担当
本来はこども向けであるクリケットワークショップを、SCSKでは新卒採用や新人教育にも活用しています。
新卒採用では会社説明会の一環として実施しています。学生向けに開催する目的はあくまでも会社理解を深めるため。当社独自のCSR活動であるCAMPを体験することで、会社の考え方の一端を理解してもらいたいと思っています。
ワークショップ開始時には「もしかしたら、これも選考なのではないか?」と疑心暗鬼だった学生たちも、チームで制作物に関する作戦会議をし、実際に工作やプログラミングを始めると就職活動を忘れて熱中します。リクルートスーツを着ながら行うクリケットワークショップは独特の雰囲気です。
会社説明会で初めて出会った学生同士。当然最初はお互いへの遠慮や選考への不安があります。そんな気持ちがたった数時間で払拭され、気軽にコミュニケーションを取れる状態になる。その感覚を得られることこそがワークショップの醍醐味で、そのことに感動した学生の中には選考とは関係なく、CAMPファシリテーターへ応募する人もいます。
就職活動の緊張を一瞬和らげ、チームワークの楽しさを感じ、発想の柔軟さを思い出す。CAMPの活躍範囲はとても広いです。
鈴木 潤(すずき じゅん)
SCSK株式会社 人事企画部 人事企画課 新卒採用担当
金融業界で営業、人事を経験後、2006年CSKシステムズ(現SCSK)へ入社。
前職と合わせて8年以上新卒採用に携わる。家族は妻1人、息子2人。
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ファシリテーターリレーコラム
CAMPで活動するファシリテーターが、ワークショップへの想いを語ります。
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第93回目
(2012年11月19日更新)
すずき さとか
こどもたちから教えてもらったこと
私は就職活動時代よりCAMPに参加させてもらっている。毎回ワークショップを行うたびにこどもたちから様々なことを教えてもらっている。その中でも特に印象的だった出来事を話させてもらうと・・・
私は男の子と女の子のグループに大事なことを教えてもらった。それは、CAMPクリケットワークショップで「動くおもちゃをつくろう」というテーマの下、制作した作品に関係する。そのグループでは、男の子がロボットを制作、女の子は水車を制作していた。チーフファシリテーターから「今日は2人で1つのものをつくるんだよ~!」という声が聞こえてきた。しかし、2人は黙々と自分の作品を制作している。私も見かねて、「2人で1つのものをつくってね!」と伝えようと思ったが、こどもたちを信じ、しばらく様子を見ることにした。
制作時間が終わりに近づいた頃、さっきの2人から「完成~!」って声が聞こ
えてきた。2人のところへ行ってみると、上手くロボットと水車を融合して、見事1つの作品として完成させていた。
きっとお互いにつくりたいものがあったはず。実際に、帰りに女の子は「もっと違うものつくりたかったな。でも楽しかったから今度参加するときにつくろっ」と言って彼女はにこにこしながら、帰っていった。男の子だってきっとそうだと思う。しかし、2人は相手の意見を尊重し、お互いを受け入れることができたため、2人で1つの作品を完成させることができた。
大人(世間一般から見て)になると、新しいこと・自身とは違ったモノに対して、なかなかうまくつきあえなかったり、理解できなかったり、ひどいときには嫌悪感を覚えることさえある。どんなことに対しても、まずは尊重し、受け入れることが大事であり、そうすることによって状況は変わる(うまくいく)ということをこどもたちから教わった。
私はこのような「こどもたちの教え」があるから、CAMPがやめられない。
第92回目
(2012年09月07日更新)
もりかわ あい
私はお節介な性格で、他人に対して頭を突っ込みすぎてしまうところがあります。しかし、ファシリテーターとしてそれは許されません。こどもたちを信じ、一歩引いたところから見守らなくてはいけません。本当のところ、上手くできない子がいると手伝ってしまいそうになります。マウスを上手にクリックできない子とか、ドラッグ&ドロップに苦戦する子とか・・・(笑)
ついつい出そうになる自分の手を押さえ、心の中でがんばれ!と叫びながら待ちます。逆に、干渉し過ぎないように・・・と距離を意識しすぎると、こどもたちの細かい変化に気づけないことがあります。どんなに小さなことでも、褒めてあげるとモチベーションが上がってがんばれるのに、それを見過ごしてしまうことが多々あり、いつも反省しています。
「ファシリテート」って奥が深いです。先輩ファシリテーターの方の動きを観察したり真似したりして、こどもたちが集中できる環境をつくれるよう、勉強中です。
私にとってワークショップの日は、こどもたちと、ファシリテーター仲間と、そして自分自身と向き合うことができる、とても貴重な1日です。もちろん、純粋にこどもたちの笑顔に癒される場でもあり、毎回元気をもらっています。
第91回目
(2012年07月06日更新)
ちねん ゆきこ
ワクワクした気持ちで迎えた初めてのワークショップ。
当日の朝、いきなりドキドキしてきた。自分には小学5年生の甥っ子がいるので、こどもと接するのは慣れているつもりでも、ファシリテーターという役目は初めてだし、初めて会うこどもたち(汗)。
こどもたちと一緒に名札を書くと、ニックネームを「何かへーん」と言われて、「そーおー?」なんて返しているうちに、だんだん気持ちがほぐれてきた。ワークショップのアジェンダをお尻のポッケに入れて、こっそり読んだりしながら、研修で教わったことを思い出し、先輩ファシリテーターをお手本になんとか初日を終えた。
反省会では、自分が気づかなかったことがあったことがわかって、早く一人前のファシリテーターになりたい、と思った。
それから何度か参加して、まだまだだけれど、少しずつ成長している自分がいる。
私がファシリテーターをしない時には、甥っ子の手をひいてワークショップに出かける。姉によると、家族にワークショップのことをいろいろ話すそうだ。「次どうする?」と聞くと必ず「また行きたい」と答える彼に理由を聞いてみた。「うまくできなかったことがあるから、次はもっとがんばろう」と思うのだそうだ。漢字の練習帳を一緒にやっていてできなくても平気な顔をしている彼が、別の顔を見せる。
ワークショップを通して、大人もこどもも成長している。
第90回目
(2012年05月09日更新)
きしま なおみ
“なぜ、CAMPワークショップに参加するのですか?”
これは、先日参加した中堅ファシリテーター研修で挙がった中で、最も印象的かつシンプルな質問です。
皆さんならば、この問いにどのような回答をされますか?
私の回答は、
『二度と同じCAMPはないから』
です。
こどもたち、ファシリテーター、ワークショップの内容、会場、参加者のテンション、天気・・・etc.
すべてが全く同じに揃う日は、決してありません。
偶然の巡り合わせで整った、唯一無二のステージで。
実際に見て触れて活動して五感を刺激されることで生じるCAMPの化学反応。
どのような楽しくて面白い変化が巻き起こるかは、反応させてみないとわからない。
そしてCAMPの化学反応は、その場限りのものではなく。
帰宅後も、その先も、ずっと続くと信じています。
もちろんCAMP以外にも、楽しいこと、面白いことって沢山あります。
例えば、テレビゲーム。
でもテレビゲームが与えてくれるものは、
全部プログラミングされた、想定内の出来事。
CAMPは、想定外の連続です。
はじめましての連鎖です。
だから、どんなことが起きても。
それがもしも、マイナスの感情を含んでいたとしても。
起こったことは、すべて正しい。
すべて、学びの種になる。
それを発見したならば、総合ではなまる120点をあげたい。
だから私は、またCAMPに足を運ぶ。
今は、ファシリテーターとして。
いつかは、自分のこどもと一緒に。
最後に、私からの質問です。
皆さんはなぜ、CAMPワークショップに参加するのですか?
第89回目
(2012年05月09日更新)
よしだ しおり
私は母の紹介で初めてCAMPのことを知りました。何もわからないままファシリテーター研修会を受ける時に初めて足を踏み入れた大川センターは、とてもキレイで何よりその広さに驚きました。そして、種類別、色別に分けられたたくさんの素材は、見てるだけで楽しくなりました。そこで、「ファシリテーターとは何なのか」「何をするのか」いろいろなことを教えてもらいました。
普段、プールでコーチとしてこどもたちと接している私ですが、全く雰囲気が
違う空間に少し不安を覚えましたが、いざCAMPワークショップでこどもたちと接すると、その不安はすぐに消え、楽しみながら参加することができました。こどもの創造力や好奇心や発想を妨げることなくフォローしながら、コミュニケーションをとることは、普段教えることを仕事にしている私にとっては、少し難しく、うまくフォローできない部分もありましたが、私にとってすごくいい経験になりました。こどもたちの笑顔に癒され、こどたちの発想に驚かされ、たくさん元気をもらえる様な気がします。日常生活ではあまりできない貴重な経験だと感じました。これからも、こどもたちと楽しみながら参加したいと思います。
第88回目
(2012年01月06日更新)
よしかわ けいこ
初めてCAMPを知ったのは今から9年程前。
保護者として、当時小学生だった娘を連れて来ていました。
何より驚いたのがロケーションのすばらしさ。
中に入ると色分けされたいろいろな素材や道具。
すぐにでもつくりたくなるような雰囲気。優しそうなスタッフの方々。
なんだか夢のような空間。
わくわくドキドキしながら親子で通っていたのを覚えています。
そして数年が経ち、今またこのわくわくする空間でファシリテータとして関わらしていただいています。実際に関わってみてわかったのが、ワークショップの為の準備・リハーサルと終わってからの反省会。単発で関わっている私は一日のことですが、スタッフの方々は常時、試作づくりや内容づくりもやっておられるのですね。こういう細やかな準備と積み重ねが次へとつながり、こどもたちが楽しめる、より内容の濃いワークショップになっていくということ。
こどもたちの限りない好奇心や発想力、初めて会う相手とのコミュニケーション、制作などを自然な形でフォローするという役目は、時として難しく、でも毎回楽しく、CAMPからの帰り道は参加して良かったといつも充実感を味わっています。
こうやってまるで生き物のように進化していくCAMPのワークショップと楽しいこどもたちに、私はこれからもわくわくしながら関わっていきたいと思っています。