CAMPとは

CAMPは、ワークショップの開発・実践と全国への普及を通して、こどもたちの「共に創る力」を育むSCSKグループの社会貢献活動です。

CAMPのワークショップでは、こどもたち自身が楽しみながら自分にあった表現方法を見つけ、コミュニケーションの輪を広げています。CAMPは米国マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボをはじめとする国内外のコラボレーターのご協力のもと、「考える」「つくる」「つながる」「発表する」「ふりかえる」という5つの要素を織り込み構成されるさまざまなワークショップを開発しています。

CAMPワークショップコンセプト

創作体験や共同作業、作品の発表を通じて、こどもたちが楽しみながら自分に合った表現方法を見つけ、コミュニケーションの輪を広げていく、それがCAMPのワークショップです。

CAMPワークショップの5つの要素

CAMPワークショップでは、作品を完成させることやきれいに仕上げるといった結果よりも、ワークショップでこどもたちが体験するプロセス「考える」「つくる」「つながる」「発表する」「ふりかえる」 を大切にしています。 そして、そのプロセスにおいて、こどもたちが主体的に楽しんで活動できることがなによりも大切だと考えています。

CAMPワークショップの5つの要素

CAMPワークショップに参加した経験によって培われる力

CAMPワークショップに参加することで、他者と関わることや様々な思考や方法の存在に価値や楽しさを感じられるようになっていきます。 こうした他者や多様性を受け入れ、楽しむ態度は『開かれた心』(open-mindedness)です。

「共につくる」ことで得られるスキル

  1. 共につくっていく過程での試行錯誤→『ティンカリング』の習得
    失敗と修正を繰り返しながら、こどもたち自身が自分が何をつくりたいかという目標そのものを生み出していきます。
  2. 共につくっていく過程での共調整→『認知的柔軟性』『共感スキル』の獲得
    共調整( 他者との協力を実現するために、互いに自分の意見や態度を修正していくこと) の経験を重ねることによって、新しい状況やルールに応じて複数の試行をスイッチできるようになる「認知的柔軟性の獲得」、相手の感情を理解し、時に追体験がになるという「共感スキルの獲得」します。
  3. 共につくりあげる達成による発達の最近接領域の出現→『興味の広がり』『自己効力感』の獲得
    共創によって生まれた発達の最近接領域において、「自分にはこんなこともできうるのか」ということを知り、それによって、それまで全く知らなかった自分の可能性を知り、それに関わっていきたいと動機づけられる「興味の広がり」、それまでに自分には能力がなく苦手だと思っていたことが、できるものだと確信できるようになる「自己効力感」を獲得します。

保護者の感想

いろいろな個性の子供さんたちの中で楽しく参加している姿に感動しました。子供達の豊かな発想力すばらしい!!

毎回テーマが違い、おもしろい!と拝見しております。子供達の集中力がとぎれないのがすごいと思います。

学校、性別のちがうはじめてのお友達とすぐに打ち解合い、どの子も笑顔で参加されている姿に感動しました。また子供らしい発想がおもしろかったです。人数もちょうどよかったと思います。

今日初めて出会った子供同士で、とても楽しく、自由な発想で取り組めていたようで参加させてよかったです。親と子に一定の距離感を持たせていた事が、大人の余計な発想に邪魔されず、また大人も自由の時間ができ助かりました。

学校以外の新しい友達と一緒にワークできて良かったと思います。初対面の人と一緒になにかをやり遂げることは大事な体験と思いました。

毎回違う内容で、こどももとても楽しんでやっている。ただ工作するだけではなく、こどもの創造性や積極性もはぐくめるので、とても意義のある体験となっていると思います。

参加するたびに、だんだん積極的になってきたと感じます。発表も上手にできました。