社員アンケート結果
STEP1 社員アンケートご参画のお礼
SCSKグループ社員のみなさんと作る、「こどもとつくる、夢ある未来」プロジェクトの新しいワークショップに関するアンケートにご協力いただきありがとうございました。
アンケートは、東京大学大学院 情報学環山内研究室と共に整理・分析、コンセプト抽出を行い、それらに基づき、12月に募集を開始しました「ワークショップアイディアコンテスト」のテーマとして設定しています。
STEP1からSTEP2へ
SCSK社員のみなさまの回答やアイディアをお借りし、「参加することで、将来的にこどもたちが社会課題を解決していくための力をつけられる」ような、新たなワークショップにしたいと考えております。
以下より、ご協力いただいたアンケート結果と回答の一部、コンテストテーマへ抽出した分析内容をご報告いたします。
アンケート設問
- 設問1
- CAMPワークショップのうち、いま自分がこどもだったら一番体験すべきと考えるものはどれでしょうか。1つ選んでください。(選択式)
①クリケットワークショップ
②くうそう・しょくぶつ・図鑑ワークショップ
③発明ワークショップ - 設問2
- これまでITに関わるお仕事をされてきた中で、“最も大変だったがやりがいのあった仕事”について、印象に残っているエピソードを教えてください。(記述式)
- 設問3
- 2でお答えいただいたエピソードについて、うまくいった要因はなんだと思いますか?ある方は思いつくだけお答えください。(記述式)
- 設問4
- ITが活用された「夢ある未来」とは、どのようなものだと思われますか?(記述式)
- 設問5
- 4で挙げていただいた「夢ある未来」を実現するために、これからのこどもたちのために大人ができることは何だと思いますか?(記述式)
設問6 社員番号 設問7 年代 設問8 職種
設問ごとの回答
- 設問1
- CAMPワークショップのうち、いま自分がこどもだったら一番体験すべきと考えるものはどれでしょうか。1つ選んでください。
【参考】各ワークショップについての詳細
・CAMPワークショップ紹介
・クリケットワークショップ
・くうそう・しょくぶつ・図鑑ワークショップ
・発明ワークショップ
- 設問2
- これまでITに関わるお仕事をされてきた中で、“最も大変だったがやりがいのあった仕事”について、印象に残っているエピソードを教えてください。(記述式)
皆さんからいただいた回答を整理したところ、“最も大変だったがやりがいのあった仕事“は、
以下のような6つの業務や活動に分類できました。
(参考)設問2 回答事例
- ユーザに合ったサービス利用方法を提案する仕事。よりよいサービスを提供するため、システムの熟知、顧客業務、顧客特性を理解するなど、隅々まで勉強し、ユーザに気軽に話してもらえる雰囲気を作った。結果、持続的に仮説検証を繰り返しやってみようという関係作りができた。
- お客様に必要なものが足りず、不足しているものを正確に見つけ出して追加で作り上げたこと。どうしたら変更が簡単で、日々の取り扱いが簡単になるかを合わせて考え抜いた。お客様には満足してもらえ、かつシームレスな形で使ってもらえた。
- 通常2~3年かかる基幹システムを、10ヶ月という超短期間で構築したこと。約300名の体制でコミュニケーションを密にし、問題発生時の把握と解決をその場でリアルタイムに実施した。最後は社員が人間アーチを作って、協力会社さんを感謝の気持ちで送り出した。
- 設問3
- 設問2でお答えいただいたエピソードについて、うまくいった要因はなんだと思いますか?
皆さんからいただいた回答から主要なフレーズを抽出し、要約や類似表現の統合・整理したところ、
以下のような3つの要因に分類できました。
(参考)設問3 回答事例 ※一部抜粋
- わかり易い説明を心がける
- 自身の知見だけに頼らず、各所に事前確認を行う
- 真剣勝負でぶつかり合う
- 未経験でもやってみるという心構え
設問2、設問3から見える「CAMPワークショップとの共通点」
設問2、設問3で整理した項目は、SCSK社員の「やりがいを感じる、ポジティブに捉えている活動」、
「大切にしているマインドセットや取り組み姿勢」と考えることができます。
それらは、活動当初から「CAMPが大切にしているコンセプト」、「CAMPワークショップを通じてこどもたちに培ってほしいこと」と同じでもありました。
■CAMPワークショップで大切にしていること
これらの視点から『SCSK社員とCAMPが理想とし、必要であると考えていること』が共通していると結論付けました。
【参考】CAMPのワークショップコンセプト:https://www.camp-k.com/kodomo/ws
- 設問4
- ITが活用された「夢ある未来」とは、どのようなものだと思われますか?
皆さんからいただいた回答を「どんな未来像について述べているのか」という観点から整理しました。
結果として、ITが活用された「夢ある未来」は以下の9つの未来像に集約することができました。
■9つの「夢ある未来」像
(参考)設問4 回答事例
- 大人が楽しそうに仕事をしている社会。
- 国境、世代、性別、経済格差、障がいの有無など関係なく、お互いの文化や個性を尊重して垣根なく社会参加ができる、それが当たり前の時代になっていたい。ITはその垣根を超えるための道具立てとして、自然に存在するものでありたい
- ITが活用されたという認識がなくなると思います。生活インフラの中にITが使われているので、ITを活用しようという概念がなくなり、自己実現や社会貢献が個人レベルでも自由に寄与できる状態が「夢ある未来」だと思います。
- 今は未来予想として小説や映画で描かれていることが、意外に近い将来実現するんじゃないか?と感じながら暮らしていける日常。ITに関わる人だけでなく、誰もがそれを感じる世界が実現すれば良い。IT弱者、みたいな言葉のない世界。
- 設問5
- 設問4であげていただいた「夢ある未来」を実現するために、これからのこどもたちのために大人ができることは何だと思いますか?
(参考)設問5 回答事例
- データ(情報)を独占するのではなく共有する姿勢を持つこと。
- 他人を幸せにすることが、自分の幸せになることを伝える。
- 今の世界が、物質的にどうやって形成されているかをざっくりと伝えること。まずはモノの流れをざっくりでもつかまないと、自分達の世界がどうやって形成されているのかをつかむことができず、ものを考える土台が出来ないのではと考える。
- 日本は比較的、豊かな国であるので、恵まれた子供は現在の延長で良いと思う。
- 機械的なことは全てAIに任せ、人間は創造力を発揮しワクワクイキイキとした生活を送る。
※設問6~8に関しては、個人情報に関わる回答のため割愛します。
アンケートのまとめ
設問4のITが活用された「夢ある未来」として整理した9つの未来像を、さらに3カテゴリーに分類しました。
経営理念として「夢ある未来を、共に創る」を掲げる、SCSKならではの新しいワークショップを
「カテゴリー② テクノロジーで実現する未来」の観点から、社員の皆さんとつくり上げていくことにします。
テクノロジーをキーに、夢ある未来を創造するワークショップのヒント=タネを募集いたします。
「SCSKらしい、新しいCAMPワークショップ開発」をかなえるべく、本プロジェクトへみなさまからのご応募をお待ちしております。よろしくお願い申し上げます。
問い合わせ先
SCSK株式会社
サステナビリティ推進部社会貢献課 CAMP
tel 03-6772-9020